ゆるキャン△を見て影響されたオタクの初キャンプの話
先日、キャンプ初心者の未経験オタクたちで初キャンプに行ってまいりました。
ゆるキャン△見たらそりゃキャンプしたくなっちゃいますよね。
ゆるキャン△きっかけじゃなくてもアウトドアがブームな今キャンプに興味を持たれてる方も多いと思います。
ただ道具一式揃えたり上手く出来るか不安だったり手を出しずらいところもあるかもしれません。
キャンプ初体験、そして初バーベキューもやり初めてづくしでした。
ただゆるキャン△みてやりたくなって始めただけのキャンプ初心者のオタク達が実際に感じた魅力を書いていきます
確かに始めるまではなんだか道具を集めるのが大変だとかテント泊が不安だとかいろいろあると思います。
ですが!
初めてでもめちゃくちゃ楽しすぎて色んなストレスも忘れられるような時間がそこにはあったので興味がある人はとにかく一度やったほうがいい……。
それに意外とそれらはたいしたことありませんでした。
何をしててもエモい。
そんな時間がそこにある。
というのが今回キャンプに行った感想です。
キャンプ初体験、そして初バーベキューもやり初めてづくしでした。
ただゆるキャン△みてやりたくなっただけのキャンプ初心者のオタク達が実際に感じた魅力を書いていきます。
キャンプの魅力
大自然に囲まれた空間
今回は大芦高原キャンプ場というキャンプ場へ行くことにしました。
岡山市内から車で約一時間半程で非常に行きやすい場所にあります。
道中にはスーパーやコンビニも多いことから買い物しながら向かうことができます。
キャンプ場へつくとまず迎えてくれたのはワンちゃんと猫ちゃんでした。
ワンちゃんはとても賢いのかこちらを見ては来たそうにしていている様子ですがいきなり来ることなくちゃんと待っており、こちらが反応してみるとすぐさまこちらへと向かってきました。
ちゃんと相手の反応を見て行っても良いのかそうでないのかを判断しているとても賢い可愛いイヌーチカでした。
なんと猫ちゃんの方は昨日住み着いたばかりの野良ということでびっくり。
そうとは全く思えない程人懐っこく訪れていた子どもたちに撫でられゴロゴロと甘えていました。
夜にはこの子がサイト内をうろうろしてたのも可愛かった……寒そうで心配でしたけど。
丁度紅葉の時期ということもあり、赤く彩られた木々が広がる中、テントを張り終えて椅子を並べ、見頃を迎えた景色を楽しみながらまったりと過ごす時間。
本当に優雅で幸せで癒やされて、エモさ溢れる時間でした。
もともと車が好きな僕にとっては山へドライブが出来て、それに加えて紅葉を見ることも出来て、さらにキャンプサイトに自分の車を停めテントと並べられる、自然の写真も車の写真も全部がいい感じに取ることが出来る……最高かよ。一石何鳥ですか。
周りの車を見るとやはりワゴンやSUVが多く当然かなという感じでした。
僕のように2シーターで車高の低い車は存在しませんでした笑
出入りの際にバンパーを少し擦りましたがそれはまたご愛嬌(ごめんね愛車ちゃん)
車好きのかたにもおすすめできますね。
車高の低い車は要注意ですが。
ともかく、自然に囲まれた空間はマイナスイオンが出ているのかそれだけで癒やされます。
そして夜には満天の星空。
流れ星が何度も見えるような澄んだ空、心が洗われるような星々の煌めきにはとても感動を覚えました。
普段街で眺める空とはまったく別物で、別世界に来たような感覚でした。
全く何も輝いていないオタクたちをも受け入れてくれる寛容な自然に胸を借り、ただただ身を預けその偉大さに感動していました。
天気も良く気温も寒すぎず、季節柄虫もあまりおらず非常に快適に過ごすことが出来、普段の生活を忘れ非日常へ、本来動物は自然の生き物ですから落ち着くのもその道理、ただだらだらしているだけでも楽しい、そんなひとときでした。
キャンプ飯
自然の中で食べるご飯というのはどうしてこう、いつもより格段に美味しく感じるのでしょうか。
スーパーで買った外国産の安い肉もキャンプでバーベキューという要素があればそれはまるで高級食材に早変わりします。
本当に全部美味しく感じるんですよね、とても不思議ですが。
そこに合わせて飲むビールの美味しさといったら、もう、言葉にできない。
そして余った具材は夜にはカレーの具材に。
炭火でグリルしてからダッチオーブンへと投入し煮込む。
具材は家で作るものと大差ないのにどうしてこんなに違うんだろうと、まるで同じものとは思えませんでした。
炭火で焼くことで普通に焼くよりも香ばしさが増し遠赤外線効果でジューシーになります。
そしてキャンプという気分のスパイスを加えられたカレーはどんなインド人にも作れないでしょう。
何を食べても何を飲んでも美味しい、そんなキャンプのご飯事情でした。
次は何をやろう何を作ろうと考えるのも楽しいです。
林間学習のような懐かしさ
友人とテントなどを設営し、火をおこしてご飯を作り、洗い物をだらだら駄弁り、温泉に浸かって山を散策し、星空を眺め語り合い、テントの中でまた盛り上がり、なんだか学生時代に戻ったかのような懐かしさを感じました。
役割分担、指示を出し合いながら協力し慣れないテント設営や炭火を起こし、バーベキューで肉を並べ配膳しみんなで美味い美味いとそれを食し、乾杯をし各々好きな酒を飲む。
そして終えたらまた分担し、片付けをし椅子に腰掛けまったりしながら語り合ったり昼寝したり。
日が暮れてきたら温泉へと向かい疲れを癒し、火照った身体を自然に冷やされながらもそれが涼しくて心地よくて。
戻ったらカレーを煮込み、すっかり昼とは違う景色になった周りの自然を堪能しランタンの淡い灯しとダッチオーブンを熱する炎の灯りをみんなで囲い談笑する。
普段注視しない星で覆われた夜空は街で見るよりも遥かに輝いていて、時折流れ星を見つけては大金が欲しいと願い事をし、また次流れるのを期待するなんて夜は自然の中だから出来ることですよね。
テントの中ですごす寝る前の時間はまるで修学旅行の夜みたいで、普段あまりしないような会話で盛り上がり、気付いたら眠っていて。
自然の中でゆったりと過ごし調理や片付けなども一緒にしていると、本当に学生時代に戻ったような気になります。
友人と一緒にそういうことする機会なんてそうないですからそれもまた新鮮で、でもそれが懐かしくて童心に帰りつつ、大人だからこそ出来るようになったお酒や会話などでより満喫する。
懐かしい話をして昔を思い出し、大人になったなと今を省みる時間ってほんとエモいんですよね。
初めてのキャンプでしたが、本当に楽しくてもうずっとキャンプをしていたい、自然の中で生きていたいと帰り際にはずっと思っていました。
普段の生活で感じているストレスはいかに自分にとって負荷が掛かっていて不要なものであるかが改めて明らかになった一泊二日でした。
ストレス生活と乖離した大自然の中で仕事を忘れ気ままに過ごす時間、ほしくないですか?
そんな場所があるんです、そう、キャンプならね。
ゆるキャン△見てたった一度だけキャンプしただけで何を語っているんだと思われるかもしれませんが、きっかけも回数も関係ないのです。
たった一度でも魅力に感じられたキャンプ、それだけひきつけたものがあったということです。
また次もどこかへ行きたいですね、ソロキャンもしてみたいし料理も好きなのでキャンプに合うようなレシピを作りたいと思います。
キャンプに限らず何か興味があるものがあればとりあえずやってみる、それは非常に大切なことでそれがきっかけで世界が広がるかもしれませんね。
僕もあまり手を出せず何に興味があるのかもわからないような人生を送っているのですが、こうしてブログを書いてみていることやキャンプをしてみたようにこれからいろいろなことをして、自分の人生が良い方に変わっていけたらなと思います。
はーぁ、エモかった。